比較

EveryCordとニコニコ生放送:iPhoneからニコ生とほかのサービスへ配信する

ニコニコ生放送アプリ(Dwango Co., Ltd.)は、キャプチャ配信でスマホの画面をそのまま配信できる無料アプリで、ニコニコプレミアムは月額990円、年額9,900円です。EveryCordも無料で、iPhoneやiPadの画面をYouTube、Twitch、RTMPサーバーへ最大3つ同時に配信します。2026年10月21日に読んだニコニコのヘルプでは、配信ページにURLとストリームキーが表示され、URLはRTMPSに対応しているため、EveryCordのカスタム出力からニコ生へ配信できます。

価格
どちらも無料。ニコニコプレミアムは月額990円・年額9,900円、EveryCordに有料プランなし
画面配信
ニコ生:キャプチャ配信。EveryCord:画面全体をアプリの音声ごと
EveryCordからニコ生へ
可能。配信ページのURL(RTMPS対応)とストリームキーを入力
コメント
ニコ生:映像の上に流れるコメント。EveryCord:EveryCord Socialのライブチャット
YouTubeとTwitchを接続し、3つの出力のうち2つを選んだEveryCordのGo Live画面。
YouTubeとTwitchを接続し、3つの出力のうち2つを選んだEveryCordのGo Live画面。
EveryCordでライブ配信の配信先にYouTube、Twitch、カスタムRTMPサーバーを選ぶ画面。
EveryCordでライブ配信の配信先にYouTube、Twitch、カスタムRTMPサーバーを選ぶ画面。

ニコニコ生放送アプリでできること

App Storeの説明では、ニコニコ生放送アプリは視聴と配信のためのアプリで、インストール時にニコニコのアカウントが自動で発行されます。キャプチャ配信ではスマホの画面をそのまま配信でき、通知が出る場所をぼかす機能もあります。

ほかに、視聴者と対戦できるゲームなどの放送ネタ、VRMの3Dモデルを使うバーチャルライブ配信、タイムシフトがあります。バックグラウンド再生とPinP視聴はプレミアム会員限定です。

iOS 16.0・iPadOS 16.0以降が必要で、サイズは301.4 MB、言語は日本語、年齢制限は13+です。EveryCordはSymaro, LLCが開発しているため、この比較は中立ではありません。ニコニコ生放送についての記述は、2026年10月21日時点のApp Storeの掲載内容とニコニコのヘルプに基づきます。

ニコ生のストリームキーとEveryCord

ニコニコのヘルプ「生放送をN Airなどの配信ソフトウェアで配信する」(2026年8月3日更新)によると、番組を作成した後の配信ページで、プレーヤーの下にURLとストリームキーが表示されます。URLとキーはアカウントごとに固定で、長く配信しないとリセットされることがあり、再発行もできます。

別のヘルプは、PC版ニコニコ生放送の配信URLがRTMPSに対応し、RTMPでも引き続き配信できるとしています。EveryCordはRTMPSのサーバーURLとストリームキーをカスタム出力として使えるため、この2つを貼り付ければニコ生へ配信できます。

720p配信の推奨値は1280x720、映像と音声の合計で最大6,000kbps、最大30fpsで、EveryCordの最大720p・30 fps、約3 Mbpsはこの範囲に収まります。ヘルプは映像をH.264、音声をAAC-LCに限るとしています。

比較表

EveryCordとニコニコ生放送アプリ(2026年10月21日時点)
EveryCordニコニコ生放送
価格無料。サブスクリプションや有料アップグレードなし無料。ニコニコプレミアム月額990円・年額9,900円
iPhoneの画面配信画面全体を、アプリの音声とマイクとともにキャプチャ配信(通知の場所をぼかす機能あり)
配信先YouTube、Twitch、RTMP/RTMPSサーバー(ニコ生を含む)ニコニコ生放送
同時配信最大3つの出力掲載に記載なし
アカウントカスタムRTMPへの配信は不要。EveryCord Socialは無料アカウントインストール時に自動で発行
あとから見る録画を端末に保存。クリップをリンクで共有タイムシフト(予約した番組は終了から1週間後まで)
対応OSiOS 15・iPadOS 15以降iOS 16.0・iPadOS 16.0以降、visionOS 1.0以降

ニコニコ生放送が合う場合

  • 見てくれる人がニコニコにいて、映像の上に流れるコメントで盛り上がりたい。
  • 視聴者と対戦できるゲームやお絵かきなど、放送ネタを使いたい。
  • VRMの3Dモデルとボイスチェンジャーでバーチャル配信をしたい。EveryCordにアバター機能はありません。
  • 日本語の画面で使いたい。EveryCordのアプリ表示は英語です。

EveryCordが合う場合

  • ニコ生とYouTube、Twitchなどに、同じ配信を最大3つ同時に送りたい。
  • 1つの配信先が切れても、ほかの配信先は続けたい。
  • 友だちにカメラで共同ホストとして参加してほしい。
  • 配信しない日も、透かしなしで録画してフェイスカムや英語の自動字幕を加えたい。

ニコ生の配信条件とEveryCordの出力

ニコニコのヘルプの推奨値とEveryCordの出力(2026年10月21日時点)
EveryCordニコ生の推奨値・制限
解像度最大720p720p配信は1280x720。1080pは一部のユーザーが一時的に利用可能
フレームレート最大30 fps720p以下は最大30fps
ビットレート1出力あたり約3 Mbps720p配信は映像と音声の合計で最大6,000kbps
方式RTMPまたはRTMPSRTMPS対応、RTMPも利用可能
音声アプリの音声とマイク最大48kHz、最大2ch(ステレオ)

どちらを選ぶか

  • iPhoneでゲーム配信:ニコ生だけならキャプチャ配信、ニコ生とTwitchやYouTubeに同時に流すならEveryCord。
  • コメントで盛り上がる配信:放送ネタもあるニコニコ生放送アプリ。
  • 解説動画やアプリの紹介:透かしなしの録画とエディターがあるEveryCord。
  • 友だちとカメラで配信:共同ホストが自分のiPhoneから参加できるEveryCord。

EveryCordからニコ生に配信する手順

  1. PC版ニコニコ生放送で番組を作成し、配信ページを開きます。
  2. プレーヤーの下に表示されるURLとストリームキーをコピーします。
  3. EveryCordでカスタム出力を追加し、URLとストリームキーを貼り付けます。つながらない場合、ヘルプはURL先頭のrtmps://をrtmp://に書き換える方法を案内しています。
  4. 必要ならYouTubeやTwitchの出力も選び、最大3つまでにします。
  5. Appleの画面収録のコントロールでEveryCordを選び、「ブロードキャストを開始」で確定します。

EveryCordでの配信の流れ

EveryCordでは、ニコ生のURLとストリームキーを貼ったカスタム出力と、サインインしたYouTubeやTwitchを並べて選べます。最大3つの出力がそれぞれ端末から直接送られ、1つが切れても残りは続きます。

配信はAppleの画面収録のコントロールでEveryCordを選び、「ブロードキャストを開始」(Start Broadcast)をタップして始めます。ゲームの音声とマイクが届き、iOS 18以降はShow my cameraで顔を小窓に出せます。

よくある質問

EveryCordはニコニコ生放送の代わりになる無料アプリですか?

iPhoneの画面をYouTube、Twitch、RTMPサーバーへ配信する用途なら、サブスクリプションなしで使えます。放送ネタやタイムシフトはニコニコの機能です。

EveryCordからニコ生に配信できますか?

できます。2026年10月21日時点のニコニコのヘルプでは、配信ページにURLとストリームキーが表示され、URLはRTMPSとRTMPに対応しています。

ニコニコ生放送アプリは無料ですか?

アプリは無料です。2026年10月21日時点の掲載では、ニコニコプレミアムが月額990円、年額9,900円です。

ニコニコ生放送アプリはiPadで使えますか?

掲載ではiPadOS 16.0以降に対応しています。EveryCordはiPadOS 15以降のiPadで録画と配信ができます。

ニコ生とYouTubeに同時配信できますか?

EveryCordなら、ニコ生のURLを1つの出力にし、YouTubeやTwitchと合わせて最大3つまで同時に配信できます。

ニコ生に1080pで配信できますか?

ニコニコのヘルプでは、1080p配信は特定イベントの参加者など限られたユーザーが一時的に使える機能です。EveryCordの出力は最大720p・30 fpsです。

出典

関連ページ

EveryCord は Symaro, LLC が開発しているため、この比較は中立的なものではありません。ニコニコ生放送 ライブ配信/ゲーム配信アプリ に関する情報は、2026年10月21日 時点でこの国の App Store の掲載ページまたは開発元のページに記載されていた内容で、価格はそのストアの通貨で示しています。実機での検証は行っていません。プランや価格は頻繁に変わるため、利用前に出典をご確認ください。 EveryCordについての記述は、2026年10月21日にApp StoreのEveryCord 2.5で確認しました。